清末藩士に関する活字本について



ここでは、清末藩に関連する実名情報を得たい場合、比較的容易に利用できる活字化された本について、ご紹介します。

●清末藩分限帳


 長府藩の分限帳や役職関係の文書は、山口県文書館所蔵の「清末藩旧記」にあり、以下のものに藩士の名前が見えます。

 第   一冊  職制 承応2(1653)年
 第二十九冊  清末藩禄制記承応二(1653)年以来

これは1.に活字化されています。 
←どこだっけ? たぶん市史でしょうが、現在調査中。


 1.『□□□□□□□』
        
 □□□□□□□□□□編修 発行者:□□□□  昭和  年発行

山口県文書館の元文書を起こして作成されたものですので、元文書を見なくてもこれをみればOKです。分限帳は 承応2(1653)年、天保元(1830)年、天保9(1838)年、明治4(1871)年のものがあります。「卒」の記載もあります。除籍謄本に繋がるかどうかは、まだ確認していませんが、「お問い合わせ」でお答えできることもあります。


 2.『史料叢書 清末藩分限帳』
        
  発行者:下関文書館  昭和45年発行

もともとは個人の所蔵で、下関文書館に寄贈された慶安4(1651)年、天保3(1831)年の分限帳が活字化されています。